「PARTY 7」石井克人監督 インタビュー   2001/1/6(土)

  仙台フォーラム、2001年初っぱな&新世紀初のゲストは、何と『鮫肌男と桃尻女』で日本映画界に新風を吹き込んだ、石井克人監督!!!新作『PARTY7』のトークショーと舞台挨拶で、ほぼ丸1日、フォーラムで大忙しでした。
  まずフォーラムへ到着後、控え室へ荷物を置いた石井監督が何をしたか…。受付にある告知スクリーンを マジマジと見つめていました(笑)。そして一段落した所、お話を伺ったという訳です。

「今公開中だと思うんですけど、お正月映画「PARTY7」の監督の石井克人という者でございます。よろしくお願いします。」まずはこんな謙虚なご挨拶(笑)。…と、ここで「手持ちぶさたでしたら…」と『らくがき帳』を監督へ。すると「ほぉ〜。」と言いつつ、フツーにお話しているのに片手ではサラサラとイラストを描いているという不思議空間で、長いなが〜いインタビューが始まりました(^-^;)。

『最初っからオキタと三木に接点は無かったんです。』
〜まず、撮影の現場はどんな雰囲気だったんでしょう〜
「もう撮影現場もすごく楽しくて、笑いが絶えない現場でしたね。」
〜みなさん一緒にスタジオに入って撮影をされたんですか〜
「そうですね。401号室とノゾキ部屋って2つにシュチュエーションが別れているので、各部屋はそれぞれ撮ったんですけどね。基本的に映画って、よく現場だと自分の番(の撮影)が終わったあと帰ったりするんですけど、401号室、特に永瀬さんがいた部屋の方は、みんな自分の出番が終わっても最後の人の撮りが終わるまで誰も帰らない・・みたいな、なんか・・仲良しクラブみたいなノリって感じでやってましたね(笑)。よっぽど楽しかったんだろうな〜みんな(思い出し笑い)。」
〜いつも石井監督の作品ではキャラに細かい設定がされてますけど、今回特に監督が好きなキャラクターは〜
「基本的に全員好きなんですけど、1番結構こだわったのは「トドヒラ」っていう岡田クンがやってた役で、あれは僕の「トドロキ イッキ」っていう友達を、みんなでバカにする時にあ〜いうマネをしてて(笑)、その感じがうまく岡田クンに伝わるかってのが結構ポイントだったんだけど、岡田クンはかなりうまくやって頂けましたね。」
〜見た目も「トドヒラ」のような感じなんですか〜
「そうです(笑)。前にアメリカのニュー・メキシコで自主映画を撮ったんですよ。みんなで遊びに行ったついでに。その時にトドロキが実際に出てて、僕はWAKAGASHIRA役だったんですけど。」
〜おおー〜
「その時のトドロキの髪型があーいう「おかっぱ」っていうか、普段出来ないような髪型にしてて、でそれを岡田クンにもやってもらわないと面白くないって事で(笑)。当時トドロキはすごい嫌がったんだけど、やってみたら(岡田クンが)すごいハマッてて、岡田クンも自ら率先して「カツラでもいいんだよ」って言ったんだけど「切ります!」って話になって(笑)。あれ地毛ですね〜。」
〜「五条霊戦記」に続いての永瀬さん・浅野さん共演作なんですが、ほぼ絡んでないですよね(笑)。最初からの狙いだったんですか〜
「そうですね〜(笑)。そういう訳じゃないんだけど、元々永瀬さんありき!って事で始まった企画なんですよね。この話自体が。で永瀬さんがもちろん主役でって事で三木の役があって、浅野クンに関しては別に…出てもらうっていうのはそんなに思ってなかったんだけど、まぁ、もちろん出て欲しかったですけどね。でも役が無いなぁと思ってて、そしたら本人に「今書いてる脚本読ましてくれ」って言われて、読ましてあげたら「オキタ、おいしいですねぇ〜」っていう話になって、「マジで?やってくれるんだったらやって」「やりますよ!」って事になったから あの位置についたんで、競演させないって事ではなくて、最初っからオキタと三木には接点が無かったっていう、シナリオの時からそうだったんですね。」
〜今回は永瀬さんありきの「PARTY7」という事でしたが〜
「そうですね、永瀬クンが色んな監督とやりたいっていう話の中に僕の名前も入ってたんで「じゃぁやりましょうか」って事で。まぁ最終的に出来上がったのは僕のと中野さん(「SF サムライ・フィクション」ほか布袋寅泰のミュージック・クリップなど。このお話の作品は再度浅野さんとの競演作「SF ステレオ・フューチャー」の事)だけで。もうちょっと多かったんですけどね、最初は。結局短編より1本の方がインパクトが大きいって事で、長物(映画)になってったんですね。永瀬クンは主人公だから、あんまり変態にはできなかったから。鮫肌の時の浅野クンと同じ悩みですよね。物語を引っ張る人はやっぱりあんまり変わり者だと問題あるんで、どうしても多少まともな人になっちゃうのは世の常っていうか。
〜永瀬さんが逆に「キャプテン・ザ・イエロー」を着たいとかは…〜
「たぶん他の人がおいしく見えたんじゃないですかね〜(笑)。」
〜あのコスチュームは撮影が終わった後他のキャストの方が着たりしたんですか〜
「バナナの服はみんな着てましたけどね。みんな着たいって事で(笑)」
〜誰が似合ってたんでしょう〜
「やっぱ原田さんですね。原田さんの体ピッタリで作ったんで。原田さんが1番「ピタッ」ときてたです。」
〜キャプテン・バナナが個人的に好きだったんですね。で、原田さんはオーディションで…っていうのではなく、石井監督が是非って感じでの起用だったんですか〜
「そうです。オーディションなんか出来ないですからね(笑)。まぁ、原田さんしかいないだろ!って事で。」

『そこまでする人だったら!』
〜原田さんに最初にお話した時の反応はどうだったんでしょう〜
「え〜っと、(依頼して)1ヶ月くらいしてから返事があって「1回逢いたい」っていう話が出て、そこで色んな説明をしたりとか、ヘルメット実際のヤツを見てもらったりした時にはもう「ちょっと、面白そうじゃん」みたいな話になってました。で、いいかなと(笑)。たぶん変な事をやるのが好きな人なんだろうな…と思ってたんで(笑)、「どついたるねん」のコーチ役が僕好きなんですけど、「あれはどういうふうにして あんな顔になってるのか」って聞いたら、下まぶたを作ったんだって言われて。くっつけてるんですよ。下まぶたを(笑)。そんな事すんだ〜って思って、そこまでする人だったらキャプテン・バナナも変わんないだろうって。」
〜もちろんその3人のキャストの方々も良かったんですが、「鮫肌」に続いて今回はメインで出演された堀部さんは、前作と打って変わってすごく格好いい役でしたよね〜
「(笑)そうですね〜。「鮫肌」の時に『八王子3人組』ってので津田クン・森下さん・堀部さんに出て頂いたんですけど、その3人組ってのが(演技が)実はめちゃめちゃうまくて、それがすごく驚いたってのもあって、「PARTY7」の時はもっといい役のほうがいいなぁ〜とずっと思ってて、その辺は最初から決めてましたね。」
〜「アルマーネ」ネタは監督の…〜
「そうですね。コンテの段階で描いてあって(笑)」
〜今回脚本というより絵コンテで進行されたと聞きましたが〜
「そうですね。「鮫肌」の時もそうなんだけど、その時はなかなか行き渡らなかったんですね。意志が、僕のやりたい事っていうのが。現場で結構削られてたりしてたんですよ。内容とかを。だけど今回は最初っから絵コンテでやるって話でやって、それがみんな分かってくれて。岩井さん(岩井俊二監督)のスタッフとかも結構いて「コンテでやるのって普通ですよ」と聞いてやらせて頂けたっていうか」
〜ページはどれくらいになったんですか〜
「何ページでしたっけ…。忘れちゃったなぁ…。厚さで言うと(紙の)両面に描いて1センチ…くらいじゃないかなぁ。」
〜「PARTY7」は小学校5年生を対象にしたような映画とおっしゃってましたが、だから最初と最後にウ○コネタがあるのか!と…〜
「うははは、そんな感じですね。なるべく映画にこだわらないっていうくくりっていうんですかね、そういうトコから入って行きたかったんで、そういう自分のプライドを潰す為にもウ○コネタが欲しかったっていうのもあって(笑)。それやっちゃえば後は無いみたいな感じがあるんで。」
〜ウ○コ星人も原口さんが(「さくや 妖怪伝」の監督で「PARTY7」の造形を担当)〜
「あれは原口さんじゃないです。高間さんって人ですね。原口さんは何もしてないです基本的に(笑)。原口さんはバナナも別にやってないんですけど、いわゆるそういう「作り物」の人達のセッティングを全部やってくれたっていう感じですね。」
〜言われてみると「日テレ式」とバナナの作りが似てるな〜と思ったんですけど〜
「まぁ、「日テレ式」がマネしたんですけどね。自分で自分の(ネタ)をマネしたって感じですね(笑)。」

『実は「鮫肌」のオーディションにも来てたんですよ。』
〜でもその他のキャラも、ものすごい設定が作られてますよね。岡本信人さんとかも(キャラが)すごいと思いましたし(笑)〜
「あ〜いうシーンはやっぱり、面白い芝居、ちゃんと芝居が出来る人使わないと面白くなんないっていうかね」
〜大杉さんの胡散臭い精神科医も…(笑)〜
「そうですね(笑)。大杉さんとかも本当は現場で10分以上しゃべってるんですよ。ほんの2,3行しかないセリフなんだけど(笑)。はははは。だからDVD出す時にオマケで付けたら1番面白いシーンになると思いますけどね。」
〜本当に各キャラクターにも手を抜かず描いているのも感心してしまうんですが、前作「鮫肌」の小日向しえさんといい、今回の小林明美さんといい、新人女優さんをうまく起用してますよね。
「でも小林は役者とかやる気があんま無いんじゃないかな〜って思うけど(笑)。バリバリのモデルですからね。実は「鮫肌」の時もオーディションに来てたんですよ。ただその時はまだ中学生とかだったので、ちっちゃいんじゃねーかと思って。で、今回はもういい大人になってたんで。まぁ、前からいいんじゃないかとは思ってたんですけど、今回は「ちゃんとした」人になってたんで(笑)。」

シチュエーションを変えた 別の「鮫肌」
〜そして今回「鮫肌」に続いて我修院さん、出てらっしゃいますけど、必ず早口でまくし立ててますが(笑)、あれは我修院さん自体があんなしゃべり方なんですか〜
「そんな事はないんですけど、そうした方が面白いからっていう事だけで怒らせてるんですけどね(笑)。普段はすごいおとなしい人ですよ。なんかマスクとサングラスかけてスタジオに入ってきて、こそこそとした感じで入ってきて、こそこそと帰っていくみたいな(笑)。面白い。意図的にそれをやってるらしいんですけどね、本人は(笑)。」
〜「鮫肌」の山田クンが今回オキタ君の服に受け継がれてる感じでしたが〜
「そうですね(笑)。あのセーターはセーターの学校の先生にちゃんと作ってもらったんです。」
〜(笑)特注なんですね〜
「うん。山田のセーターを作ってくれた人ですね。先生も山田のセーターの時までは「何?このセーター」みたいな感じで編んでくれたらしいんだけど、「鮫肌」が結構ヒットしたから、浅野クンのはすごいがんばって作ってくれたみたいですね。意気揚々と(笑)」
〜石井監督のこれからの作品には、ずっとあんな風にベストをパンツの中に入れる人が出てくるのかなと思ったんですけど(笑)〜
「まぁ、ベストを中に入れるのは「基本」だと思ってるんで(笑)。それは外しちゃいけないな!っていうか(笑)」
〜他にも「鮫肌」との共通点で、津田さんが引き続き深ヅメ役でホテルのカウンターで(森下さんを)指さすシーン。あれも満に指さすシーンからのリンクですか〜
「ああ、あれは違います。もうコンテでそういう風に描いてあって。そういうカット割をするから、あーいう行動が必要だみたいな感じですね」
〜組の名前とかもリンクしてますよね〜
「本当にある組とか使うとXらしくて、無い組を考えるのも面倒くさいんで(笑)。鮫肌の時OKだったから同じにしとけばいいかなっと思って(笑)。そんなに深くは考えてないんです、実を言うと(笑)」
〜「PARTY7は」鮫肌のシチュエーションを変えた、別の「鮫肌」かな〜とも思ったんですけど〜
「そうですね〜。鮫肌と内容的には殆ど一緒なんですよね。お金を持って逃げてる人と、追っかける人っていう形は。ただ同じシチュエーションでも出るキャラクターが違うと話も変わるという感じで見て頂ければなと(笑)」
〜前回「鮫肌」では岸辺一徳さん、そして今回「PARTY7」ではWAKAGASHIRAがレア物集めてますけど、監督はそういう趣味があるんですか(笑)〜
「僕 趣味全然ないんです(笑)。プラモデルとかの雑誌見てて、そういうレアな物を集めてる人がいるのを知って「こういう人が殺し屋でもいいか」って思ったっていうか、それぐらいの感じなんですよね(笑)。ホーローも、集めてる人の話とか(本で)読むと「こういう人が殺し屋だったら面白いか」と思って、そんぐらいなんですよ(笑)」
〜そしてその2人のキャラはどちらもレトロな車に乗ってましたが、あれは監督の趣味ですか〜
「趣味ではないんだけど、昔の「ルパン3世」とかが好きだったんで。あの、宮崎さんが選ぶ車のセンスとかすごい好きだったんで、それに近づけてるってだけなんですけどね。単純に僕が。」

そしてやっぱり『我修院』!!
〜「鮫肌」では、他でいつも屈強なキャラを演じている高杉亘さんが、シーンとした所で突然岸辺さんにあやまるシーンが、かなりツボだったんです(笑)〜
「あれもですね〜。僕は会社員なんですけど、上司に部下が怒られたりするのを見る機会も多いじゃないですか。そういうのを見てて「う〜ん、これが殺し屋の会話だったら面白いな」と思ってやってるだけなんですけど(笑)」
〜1番強そうな高杉さんが1番最初に死んじゃいますよね(笑)。あれも狙い…?〜
「本当は1番強いのは、あの怪力のおじさんだったんですけど(笑)、あの人が1番最初に死ぬんですよ。で、強そうな人から殺していこう!ってのが狙いだったんで(笑)」
〜我修院さんは監督の「鮫肌」に出てからこの名前になったんですが、あれはご自分で決めた名前だったんでしょうか〜
「そうですね。「鮫肌」の打ち合わせの時に「これからは名前を変えて行きます」っていう事で新しい名前を教えてもらって「あ〜そうですかぁ〜」って言った覚えがあるんで」
〜どういう事であーいうすごい物々しい(笑)名前になったんでしょう〜
「何かお坊さんに付けてもらったって言ってましたけどね。」
〜これからの監督作品にずっと我修院さんは…〜
「どうですかねぇ〜。困った時に我修院さんって感じですからね。困った事があれば出て頂くって感じですかね〜(笑)。」
〜キャプテン・バナナとか強烈なキャラがいても1番目立ってますよね〜
「そうですね〜。おいしいトコ持ってきますね〜。まぁ、存在感がちょっと違いますからね。普通の人と佇まいとかが。完全にちょっと人間離れしたトコがあるから、いるだけで(笑)。それがやっぱいいんじゃないですかね〜(笑)。」
〜「PARTY7」の最初の方で津田さんに殴られて出てくる2人は、狙いでマッチョな人を起用したんですか〜
「あれは…友達を出したかったんで」
〜知り合いの方なんですか〜
「そうです。大学の時の友達で(笑)「パンツ見せてな久富」っていうCMディレクターで、そのあとアゴが外れた朝比奈ってヤツはハーレーのバイク屋で働いてる整備士の人ですね。役者ではないです。役者で探したんですけど、いないですからね。あーいう変な人っていうか(笑)。」
〜プロレスがお好きとお話されてたんで、てっきりプロレスラーの方かと〜
「プロレスラーじゃないです(笑)。はっはっは」

『もっと延ばさなきゃっ!』
〜「PARTY7」はどんな感じで話が出来たんですか〜
「全然映画用っていうのではなくて、元ネタがその〜、みんなと冬休みか何かに「8月の約束」っていう映画を1回作ったことがあるんですけど、それを作り終わった後に、よく友達同士で1年に1回くらいよく旅行とか行ってて、それでサンタフェに行った時に「車でロスから行きたい」って話になって、3日間かけて。向こう行って何するっていうのではなくて、ただアメリカを横断してみたかったんですけど。その際、向こう着いたら何かやろう!その時に映画でも作ろう!って話になってて。まぁ誰に見せるわけでもなく内輪受けすればいいやって事で考えてて(笑)。で、行って、人数とカメラも決めて、絵コンテも全部描いて。もう内輪受け映画ですね〜(笑)。みんなで後で酒でも飲んで「わ〜♪」って言えるような思い出映画みたいな感じですね。2日しか撮影出来なかったんですけど、フォーカスがボケてたりとかで出来なかったんですね。それに本当に三木が(「KDDI」や「ファンタ」のCMを手掛ける注目のCMディレクター。永瀬さん演じた三木そのまんまの名前です)三木の役で出てたんですけど、三木が撮影1日半しかいられなかったりとか。で、出来なかったのがずっと残ってて、まぁ それで鮫肌を作ったんですけど。」
〜その為に三木さんは来たって事だったんですか〜
「いえ、三木は丁度ESSOのルパン三世のアニメCMがあって、あれをロスでず〜っと1ヶ月ぐらい絵を描く指導みたいな事をしてて、その「ついで」に来てもらったって感じで。合間に(笑)」
〜それはどれくらいの時間の作品だったんですか〜
「時間は…・7・8分って感じですね〜(笑)。はっはっはっは。話としては。401号室「だけ」の話なんですけどね。のぞき部屋が無くて。で、PARTY7の話も、元は30分くらいの短編で話が来たんですよ。で、引き延ばせば面白いかなって思って、その時はほとんど今流れてるのと同じセリフなんですけど、坂井のおばちゃんとか出てこなかったんですよ。で、ちゃんと出てこさせたりなんかしてやればいいかなって思って、また気楽に描いてたんですね。そしたら今度、ロードショーになったっていう話になって(笑)、「2時間くらいの作品にして欲しい」って言われてからが結構大変で「えぇ〜」っと思って、そっからもっと延ばさなきゃ!ってなって無駄話を増やしてって(笑)」
〜脚本ではどのくらいまでキャラを設定して役者さんに演じてもらったんですか〜
「基本はコンテ通りなんですけど、まずは自分の言葉じゃない所は自分の言葉にしていいって事にして、トドヒラとかは細かく決まってたんですけど、ほかは…堀部さんとかもちょっと言語障害系っていうか(笑)、他の人達はみんな自分の言葉でやっていいって事で。だから、言わんとしてる事が伝わればアドリブでも全然構わないし、っていう感じでやってましたね。」

『交渉しだいではデビュー作を出すかもしれないですけど(笑)』
〜最初に撮られた映画「8月の約束」は、また新たに撮り直してみようとか、そういう構想はないんですか〜
「うははは。それは〜特にはないですね」
〜マリファナを持って逃げるとか…でしたか〜
「いや、マリファナが自生するという地図を手に入れた女子大生が、その地図を元に探しに行くんだけど、そこにはマリファナは生えていなかったって話なんですけどね。」
〜何分くらいの作品なんですか〜
「えーとね。45分から50分くらいの短編ですね。」
〜それはそれでもう、お蔵入りにしてしまうんですか〜
「どうですかね〜(笑)。交渉次第で出すかもしれないって感じですかね」
〜三木さんの映画に脚本を出すという事と「それが今までで1番面白い」とお話してましたが、それを他の人にやらせてしまっていいのかなと思ったんですが〜
「いいんです!(笑)。いいんです。」
〜いいんですか(笑)。どんな感じのお話なんでしょう〜
「コメディなんだけど、もうちょっとリアルな世界観を持った恋愛モノですね。オール回想の恋愛モノですね〜」
〜今回はシチュエーションコメディみたいな感じでしたが、ロケで〜
「ロケですね、殆ど。だからそれはどっちかっていうと「8月の約束」に近いテイスト。三木が「8月の約束」をずっと手伝ってくれて、あの感じが良かったって事で。それはもう完全に福島の田舎で晴れた日にしか撮ってないんで。すごくキレイなんですよね。自然とかが。あの感じをえんえん…ちょっと長いヤツやりたいっていう」
〜福島で撮ったんですか。福島にされた理由は〜
「おじいちゃんの墓参りに行った時に「いいトコだな〜」と思って、それで決めただけなんですけどね(笑)。はっはっはっは。初めて行った墓参りでいいトコだと思って、供養になるだろう!と、そこで映画を撮れば(笑)」

初のTVドラマは「『止めろ』と言われなかったんで…(笑)」
〜元旦の「世にも奇妙な物語」で木村拓哉さんパートの「Black Loom」を手掛けられましたけど、スタジオで撮った割に、かなりスケールのでっかい演出でしたよね(笑)〜
「あれは元々短編作りたいな〜と思って勝手に考えてたネタがあって、その後にフジTVから「世にも奇妙な・・」を作りませんか?って話が来て、すぐ脚本出したら最初すごい戸惑われたんですけど「何ですか これ?」みたいな感じで(笑)。色々話していく内に、ココが納得行かないとか、色々つじつま合わせて欲しいみたいな話が出るんだけど「止めろ」とは言わないんですよね。それ言われない限り絶対止めないんで、こっちも(笑)。そそまま作ってしまったっていう」
〜いつ頃撮られたんですか〜
「あれはね〜、いつだっけなぁ。12月…ん?12月の頭ぐらいですかね。2,3,4とかその辺りですね。」
〜それでやはり我修院さんなんですけど(笑)、あれは何故に「まさこ」なんですか〜
「あれはですね。深い意味は全然ないんですよ、あの話に(笑)。ただ木村クンがやってた「ナオキ」っていう役は、そこが特殊部隊みたいになってるというか、家が地球防衛軍みたいになってるっていうのを全然知らなくって、でも親は知ってるんですよね。まぁ「まさこ」ももちろん知ってて、木村クンが来るっていうのを。で、ウソついてたっていうだけの話なんですよね。ず〜っと。」
〜あ、実は知ってたんですか〜
「そう、実は知ってた。実は「よっぱらいのふりでもしてみようか?」みたいな話が2人であって、やってみただけみたいな(笑)。そういう話なんですよね、実は。だから「全部ウソ」っていう・・。木村クン以外のは(笑)。はは」
〜木村さんのセリフの間も絶妙でした(笑)〜
「もう殆ど現場の間ですね。まぁ木村クンがすごいうまいですからね」
〜やはりそこの現場も・・〜
「面白かったですよ。うん。誰の演出もしてないですからね、僕は基本的に(笑)。「見てるだけー」っていう監督でしたね(笑)。」

『1回出て欲しいのを断られたんだけど(笑)』
〜今まで映画・ドラマとやられて、今後機会があるならこの役者さんを使いたいっていう希望はありますか〜
「まぁ、今まで一緒にやって来た人で結構充分だなってのはあるんですけど、ま、何人かいますけどね」
〜例えば…〜
「例えば?(笑)。例えばそうですね〜。1回CMに出て欲しいって言って断られた事あるんですけど、あの…寅さんの甥っ子の…吉岡クンだ。吉岡クンに出て欲しいですね。」
〜あー、是非(彼のキャラを)崩して欲しいですね〜(笑)〜
「たぶん絶対崩さないでしょう(笑)、はははは」
〜では女優さんでは〜
「女優さんいないですね。全然。」
〜基本的に、石井監督が「おっ」と思う役者さんってどういう感じの方なんでしょう〜
「どうですかね〜。どうだろうな〜。やっぱ自分が捨てられる人っていうか。「ケイゾク」の中谷さんとか、すごいイイと思うんですけど。それ以外はみんな、TVドラマとかで自分が出したいイメージの延長上でやってるようにしか見えないんで。基本的には興味ないから、何か新しいキャラクターを女の人で作りたくなると、もう本当に新人から育てるしかないっていう事になっちゃいますよね。男の人は結構捨てられる人、多いんですけどね、自分のキャラを。」

タランティーノと飲んだ男
〜普段、映画は見られる…・?〜
「見ないですね。基本的には(笑)。ははは」
〜でもタランティーノと一緒に飲んだんですよね〜
「はいはいはい。だから映画の話は全然かみ合わないんですけど(笑)。タランティーノは僕の「鮫肌」しか見てないですから、丁度その撮影方法の質問とか。丁度「イン・ザ・スープ」の監督の人が一緒の席にいて、その人が「あれはどうやってたんだ」とか色々あって。僕はタランティーノは全部見てるから「あそこのシーンはどうやって撮ったんだ」とか「あそこは思いつきなのか、本当に最初からそう思って撮ってたのか」とか、確認しあってたっていうか(笑)。」
〜鮫肌を撮る時に映画のカットを1枚1枚プリントしてたって聞きましたが〜
「そうですね。タランティーノとかコーエン兄弟、あと武さんの映画の「ソナチネ」とかですね、ワンカットずつプリントして、どのぐらいの尺なのかなとか、どれくらい切り返しがあるのかなとか。切り返しが100回ぐらいあったりするんですよ「トゥルー・ロマンス」(タランティーノ作)とかって。同じ切り返しが。そしたら100枚全部プリントアウトして。「ふぅ〜ん」とか思って。まぁやってみたかっただけなんですけどね(笑)。」
〜では鮫肌は本当にかなり、かなり時間が…〜
「鮫肌をやるまでは、やれない期間とかあったんで時間はかかりましたけどね。その中でこういう勉強が出来たんで、良かったかなと思ってますけどね。それ以降はそういう事やってないんで。あれがいわゆる「勉強」になったなぁ〜っていうか…。」
〜あまり見ていない中でも(笑)好きな映画は何ですか〜
「見ていない映画の中で、ん〜〜っと「幸福の黄色いハンカチ」!実写では最高ですね」

『あげちゃって いいんです!(笑)』
〜次回作についてなんですが、もう構想は…〜
「構想は何もないですね、はい(笑)。なんか浮かべば、それを長くすればいいかな〜と思ってますけど。とりあえずは三木が、KDDIのCMとか作ってて、PARTY7の三木シュンイチロウのモデルになった男がですね、たぶん今年の夏ぐらいに映画を撮るんですけど、そのシナリオを書いたんですよね。それをちょっと手伝いたいなと思ってますね。」
〜先ほどの舞台挨拶で「たぶん今までで1番いいシナリオになった」とおっしゃってましたが、それを自分用では無く、お友達とはいえ他の方にあげちゃってもいいの?と思ったんですが(笑)〜
「いいんです!(笑)全編に渡ってオール回想、回想シーンだけのラブ・ストーリーになります。」
〜永瀬さん演じた「三木シュンイチロウ」と実際の三木さんは、永瀬さんみたいな(キャラの)感じなんですか〜
「ま、あんな格好良くないですけどね(笑)。へへへへ。」
〜その三木さんなんですが、TM Revolutionのプロモーションビデオを撮ってますよね。監督は(SMAPの)Birdman以外には…〜
「作らないですね。あんまねー、作りたくないんですよね〜クリップは(笑)。注文が多いし、全部音楽で潰される…まぁミュージック・クリップだから当たり前なんだけど(笑)。
それが納得できないっていうか。個人的には」
〜モンキー・パンチ先生が実写で「ルパン」をやりたいらしいんですが、是非石井監督に撮って欲しいですねー〜
「ルパンは難しいですよ〜。うはは。」

〜最後にみなさんへ一言〜
「えーっとですね、う〜〜ん。まぁとにかく、見て下さいと言って、見てつまんないと言われても困るんで(笑)、見た人がきっと周りにいると思うので、その人に聞いてみて下さい。どうだったのか。それで面白かったって言ったら見に行けばいいんじゃないですかね。「PARTY7」まぁ、そんな映画だと思います、この映画は、はい(笑)。「PARTY7」の監督の石井克人でした♪ありがとうございました。」











石井克人監督インタビュー (ラジオ・オンエア用)
「今公開中だと思うんですけど、お正月映画「PARTY7」の監督の石井克人という者でございます。よろしくお願いします」
〜まず、撮影の現場はどんな雰囲気だったんでしょう〜
「もう撮影現場もすごく楽しくて、笑いが絶えない現場でしたね。」
〜みなさん一緒にスタジオに入って撮影をされたんですか〜
「そうですね。401号室とノゾキ部屋って2つにシュチュエーションが別れているので、各部屋はそれぞれ撮ったんですけどね。基本的に映画って、よく現場だと自分の番(の撮影)が終わったあと帰ったりするんですけど、401号室、特に永瀬さんがいた部屋の方は、みんな自分の出番が終わっても最後の人の撮りが終わるまで誰も帰らない・・みたいな、なんか・・仲良しクラブみたいなノリって感じでやってましたね(笑)。よっぽど楽しかったんだろうな〜みんな(笑)。」
〜いつも石井監督の作品ではキャラに細かい設定がされてますけど、今回特に監督が好きなキャラクターは〜
「基本的に全員好きなんですけど、1番結構こだわったのは「トドヒラ」っていう岡田クンがやってた役で、あれは僕の「トドロキ イッキ」っていう友達を、みんなでバカにする時にあ〜いうマネをしてて(笑)、その感じがうまく岡田クンに伝わるかってのが結構ポイントだったんだけど、岡田クンはかなりうまくやって頂けましたね。」
〜見た目も「トドヒラ」のような感じなんですか〜
「そうです(笑)。前にアメリカのニュー・メキシコで自主映画を撮ったんですよ。みんなで遊びに行ったついでに。その時にトドロキが実際に出てて、僕はWAKAGASHIRA役だったんですけど。その時のトドロキの髪型があーいう「おかっぱ」っていうか、普段出来ないような髪型にしてて、でそれを岡田クンにもやってもらわないと面白くないって事で(笑)。当時トドロキはすごい嫌がったんだけど、やってみたら(岡田クンが)すごいハマッてて、岡田クンも自ら率先して「カツラでもいいんだよ」って言ったんだけど「切ります!」って話になって(笑)。あれ地毛ですね〜」
〜「五条霊戦記」に続いての永瀬さん・浅野さん共演作なんですが、ほぼ絡んでないですよね(笑)。最初からの狙いだったんですか〜
「そうですね〜(笑)。そういう訳じゃないんだけど、元々永瀬さんありき!って事で始まった企画なんですよね。この話自体が。で永瀬さんがもちろん主役でって事で三木の役があって、浅野クンに関しては別に…出てもらうっていうのはそんなに思ってなかったんだけど、まぁ、もちろん出て欲しかったですけどね。でも役が無いなぁと思ってて、そしたら本人に「今書いてる脚本読ましてくれ」って言われて、読ましてあげたら「オキタ、おいしいですねぇ〜」っていう話になって、「マジで?やってくれるんだったらやって」「やりますよ!」って事になったから あの位置についたんで、競演させないって事ではなくて、最初っからオキタと三木には接点が無かったっていう、シナリオの時からそうだったんですね。永瀬クンは、色んな監督とやりたいっていう話の中に僕の名前も入ってたんで「じゃぁやりましょうか」って事で。まぁ最終的に出来上がったのは僕のと中野さん(「SF サムライ・フィクション」ほか布袋寅泰のミュージック・クリップなど。このお話の作品は新作「SF ステレオ・フューチャー」の事)だけで。もうちょっと多かったんですけどね、最初は。結局短編より1本の方がインパクトが大きいって事で、長物(映画)になってったんですね。永瀬クンは主人公だから、あんまり変態にはできなかったから。鮫肌の時の浅野クンと同じ悩みですよね。物語を引っ張る人はやっぱりあんまり変わり者だと問題あるんで、どうしても多少まともな人になっちゃうのは世の常っていうか。
〜永瀬さんが逆に「キャプテン・ザ・イエロー」を着たいとかは…〜
「たぶん他の人がおいしく見えたんじゃないですかね〜(笑)。」
〜原田さんはオーディションで…っていうのではなく、石井監督が是非って感じでの起用だったんですか〜
「そうです。オーディションなんか出来ないですからね(笑)。まぁ、原田さんしかいないだろ!って事で。」
〜原田さんに最初にお話した時の反応はどんなだったんですか〜
「え〜っと、(依頼して)1ヶ月くらいしてから返事があって「1回逢いたい」っていう話が出て、そこで色んな説明をしたりとか、ヘルメット実際のヤツを見てもらったりした時にはもう「ちょっと、面白そうじゃん」みたいな話になってました。で、いいかなと(笑)。たぶん変な事をやるのが好きな人なんだろうな…と思ってたんで(笑)、「どついたるねん」のコーチ役が僕好きなんですけど、「あれはどういうふうにして あんな顔になってるのか」って聞いたら、下まぶたを作ったんだって言われて。くっつけてるんですよ。下まぶたを(笑)。そんな事すんだ〜って思って、そこまでする人だったらキャプテン・バナナも変わんないだろうって(笑)。あ〜いうシーンはやっぱり、面白い芝居、ちゃんと芝居が出来る人使わないと面白くなんないっていうかね。大杉さんとかも本当は現場で10分以上しゃべってるんですよ。ほんの2,3行しかないセリフなんだけど(笑)。はははは。だからDVD出す時にオマケで付けたら1番面白いシーンになると思いますけどね。」
〜そして今回「鮫肌」に続いて我修院さん、出てらっしゃいますけど、必ず早口でまくし立ててますが(笑)、あれは我修院さん自体があんなしゃべり方なんですか〜
「そんな事はないんですけど、そうした方が面白いからっていう事だけで怒らせてるんですけどね(笑)。普段はすごいおとなしい人ですよ。なんかマスクとサングラスかけてスタジオに入ってきて、こそこそとした感じで入ってきて、こそこそと帰っていくみたいな(笑)。面白い。意図的にそれをやってるらしいんですけどね、本人は(笑)。」
〜「鮫肌」の山田クンが今回オキタ君の服に受け継がれてる感じでしたが〜
「そうですね(笑)。あのセーターはセーターの学校の先生にちゃんと作ってもらったんです。」
〜(笑)特注なんですね〜
「うん。山田のセーターを作ってくれた人ですね。先生も山田のセーターの時までは「何?このセーター」みたいな感じで編んでくれたらしいんだけど、「鮫肌」が結構ヒットしたから、浅野クンのはすごいがんばって作ってくれたみたいですね。意気揚々と(笑)」
〜石井監督のこれからの作品には、ずっとあんな風にベストをパンツの中に入れる人が出てくるのかなと思ったんですけど(笑)〜
「まぁ、ベストを中に入れるのは「基本」だと思ってるんで(笑)。それは外しちゃいけないな!っていうか(笑)」
〜あのバナナのコスチュームは撮影が終わった後他のキャストの方が着たりしたんですか〜
「バナナの服はみんな着てましたけどね。みんな着たいって事で(笑)」
〜誰が似合ってたんでしょう〜
「やっぱ原田さんですね。原田さんの体ピッタリで作ったんで。原田さんが1番「ピタッ」ときてたです」
〜今回脚本というより絵コンテで進行されたと聞きましたが〜
「そうですね。「鮫肌」の時もそうなんだけど、その時はなかなか行き渡らなかったんですね。意志が、僕のやりたい事っていうのが。現場で結構削られてたりしてたんですよ。内容とかを。だけど今回は最初っから絵コンテでやるって話でやって、それがみんな分かってくれて。岩井さん(岩井俊二監督)のスタッフとかも結構いて「コンテでやるのって普通ですよ」と聞いてやらせて頂けたっていうか」
〜ページはどれくらいになったんですか〜
「何ページでしたっけ…。忘れちゃったなぁ…。厚さで言うと(紙の)両面に描いて1センチ…くらいじゃないかなぁ」
〜次回作についてなんですが、もう構想は…〜
「構想は何もないですね、はい(笑)。なんか浮かべば、それを長くすればいいかな〜と思ってますけど。とりあえずは三木が、KDDIのCMとか作ってて、PARTY7の三木シュンイチロウのモデルになった男がですね、たぶん今年の夏ぐらいに映画を撮るんですけど、そのシナリオを書いたんですよね。それをちょっと手伝いたいなと思ってますね。」
〜モンキー・パンチ先生が実写で「ルパン」をやりたいらしいんですが、是非石井監督に撮って欲しいですねー〜
「ルパンは難しいですよ〜(笑)」
〜最後にみなさんへ一言〜
「えーっとですね、う〜〜ん。まぁとにかく、見て下さいと言って、見てつまんないと言われても困るんで(笑)、見た人がきっと周りにいると思うので、その人に聞いてみて下さい。どうだったのか。それで面白かったって言ったら見に行けばいいんじゃないですかね。「PARTY7」まぁ、そんな映画だと思います、この映画は、はい(笑)。「PARTY7」の監督の石井克人でした♪ありがとうございました」

インタビューは以上。約30分間の全てをお贈りしました。が、もちろんこれだけではありません!(もう いいって?(^-^;)。石井監督はこの日の舞台挨拶でも、ファンが「おおっ」と思わず唸るような事をおっしゃってましたよ。
  『鮫肌』ネタ
1…原作者の望月さんにキャラ設定を見せた時、原作に無いキャラに         
   少々心配のようだったのが、出来た作品を観てOKサインが出た。
    2…我修院さんに山田君をやってもらったのは、設定として『リアリティが
       あって、それらしく見える人』という事で役者を探していた時、単に逢             
       うだけ…というはずが、我修院さんがあまりにヤル気満々だった為
       断れなかった(笑)。でも、実際演じてもらったらすっごいハマッてい
       て良かった。
  『PARTY7』ネタ
    1…実はラスト3分が撮りたいが為に撮った作品(?!・笑)
    2…『キャプテン・ザ・イエロー』のソックスは、原田さんのアイディア
    3…撮影中はとても暑く、その上何テイクも撮影を重ねるので、脱ぐのが面倒に
      なったのか、『白クマ』の津田さんは、暑いのにクマのまんまタバコを吸って
      休憩していた。
    4…ちなみに森下さんのヘアスタイル。『鮫肌』でも妙な髪型でしたが、全て自ら
      体を張って、剃って挑んだ。
  その他は…次回作は フルCGで犬がしゃべる作品を撮りたい!?
         日本にも『メリーに首ったけ』のキャメロン・ディアスのように、自分を吹っ
         切れる女優さんがいれば、ぜひ起用したい…
などなどでした。

今やカリスマ俳優となった浅野忠信さんを一躍注目させた映画『鮫肌男と桃尻女』を手掛け、かのタランティーノと飲んだにも関わらず(?笑)、本当に気さくで、「のほほん・のほほ〜ん」といった雰囲気を持った石井監督(イイ意味でですよ!)。でもその頭脳には、私達には計り知れない映像イメージが沢山詰まっている…それが監督のお話からひしひしと感じられました。次回作は一体どんな作品になるのでしょう。果たして本当に『CGの犬がしゃべる』映画なのか!?イイ意味で石井監督に裏切られるのを期待してしまいますね♪



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