二度と放映されないシリーズ

怪奇大作戦 第24話

「狂鬼人間」

 円谷プロの「怪奇大作戦」。  この作品にも欠番となってしまった物語があります。  その名も「狂鬼人間」。

 その理由は憲法第39条「心身喪失者ノ行為ハ之ヲ罰セズ」を逆手に取ったためです。
 現在の法律では精神に障害がある場合は殺人者でも無罪となります。そこで「狂わせ屋」(これも欠番の理由のひとつでしょう) が現れ、殺人願望者を一時的に狂わせ、殺人をおこさせます。
 しかし逮捕され精神鑑定が行われ無罪となった後は正気をとりもどすというものでした。

 この物語は90年代初頭まではLDなどでも販売されていました。しかし、このころ某所からのクレームにより 欠番となりLDも販売中止となってしまいます。
 しかし事件がおこります。1995年、LDBOXが某メーカーから発売されることになりました。そのチラシには 「狂鬼人間」も収録とうたわれており、予約殺到となります。
 ところが発売当日、全国のすべてのビデオショップからLDBOXが回収されてしまいます。
 もちろん欠番を知っていて販売しようしたメーカーの責任です。しかも、メーカーは回収の理由を明らかにしませんでした。 これはメーカー側が汚名を被ることを恐れたためといわれています。

 さて、このLDBOX。当日回収ということもあり一部では入手した方もいたようです。実際に現在15万円くらいで 取引されることあります。

 …とメーカーの批判のような文章になってしまいましたが、私もこの「狂鬼人間」を見たかったファンの一人でして、 回収という困難に遭いながらも入手した皆さんおめでとうございました(笑)


オープニング
LDのジャケットや本などではこの人の写真がよく使われましたが、物語の中ではチョイ役です。 

(Special Thanks to … hideki asada)