最初で最後のゲキメーション
「妖怪伝 猫目小僧」
2007/4/11 up


 1967年から連載が開始された楳図かずおの「猫目小僧」。300年に一度しか生まれない猫又の子として誕生したものの、人間に近い容貌のため一族に見捨てられた少年を描いたこの作品は1976年に「妖怪伝 猫目小僧」というタイトルでテレビアニメ化されました。原作と違い、より人間的で、母に会うことを夢見て孤独な旅を続ける勧善懲悪ものとなっていました。
 とはいえ、いい意味で原作を裏切っており、はっきり言って、泣けますっ!!  

 この作品の特筆すべきは、この作品が"劇画"と"アニメーション"の融合『
ゲキメーション』という手法で作製されたということ。この手法で作られた作品は残念ながら後にも先にもこの「妖怪伝 猫目小僧」だけです。
 …で、ゲキメーショとは。
画用紙に絵を描いてその下に棒がついていて、下からあやつる簡単な人形劇を思い出してください。その発展型がゲキメーションなのです。故にセル画は使用していません。アニメというよりは人形劇を撮影したものといった具合です。

 2006年にはついに劇場版まで登場したことですし、楳図先生「猫目小僧」の新作書いてください!!