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今回紹介するのは1971年から放送された特撮ドラマ「ミラーマン」のパイロット版です。このコーナーでもいくつか紹介してきたようにパイロット版とはテレビ局やスポンサーに売り込むために作られるサンプルのこと。
「こんな漫画みっけ」でも紹介したように、 初期デザイン版「ミラーマン」はすでに1969年に漫画連載が開始されていました。そして、ついにテレビ化にこぎつけた円谷プロはさっそくパイロット版を作製します。しかし、そこに登場したミラーマンは初期デザイン版とは大きくことなるものでした。どちらかというと、その後のテレビ版に近いデザインなのですが、口がむき出しなのです。
登場人物もパイロット版とテレビ版では違います。テレビ版では主人公・鏡京太郎を石田信之が演じましたが、パイロット版では柴俊夫が演じました。皮肉なことに柴俊夫はミラーマンの裏番組「シルバー仮面」で主人公・春日光二を演じることになります。またこのパイロット版では京太郎と共に育った娘・ユミ役で当時のアイドル・南沙織も出演していました。実は彼女もテレビ版に出演することなく「シルバー仮面」にゲスト出演しています。
鏡京太郎は、幼い頃に両親に死なれ、牧師に引き取られた。牧師の娘ユミとは実の兄妹のように成長した京太郎は、大学を卒業した日に墓前で驚くべき事実を知る。それは、京太郎は光の国からやってきたミラーマンであるということだった。信じようとしない京太郎だったが、京太郎の命を狙うものがあらわれた。救出に駆けつけるSGMのメンバー。京太郎もついにミラーマンに変身するのだった。
物語はココまで、したがって宇宙人も怪獣も登場しません。
それにしても、パイロット版にこれだけのキャスティング。今思うと贅沢ですね。しかも主役二人は裏番組に行っちゃうんだから世の中わかりません。

 鏡京太郎(柴俊夫)
 ユミ(南沙織)
 パイロット版ミラーマン
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