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幼稚園のころからはじまった私の収集癖。これまでもミクロマンやロボダッチなどを集めていたことは紹介しました。それ以外にも、もちろんコレクションしていたものはたくさんあります。今回紹介するのは『ピクシー絵本』。デンマークで出版されたこの約10cm四方の小さな絵本、日本では昭和40年代後半から50年代はじめにかけて小学館から日本語版全66巻が刊行されました。価格も一冊60円とお手ごろで、幼稚園の私でも週に1冊は買うことが出来ました。
ながらく絶版となっていたこのシリーズですが、2001年にフェリシモ出版から36冊が復活しました(一箱6冊入りで、全6集)。といっても当時の小学館版の復刻ではなく、あくまでフェリシモ出版版でした。
フェリシモ出版版はすべての翻訳をふくいのぶこ氏が、そしてすべてのタイトルはさいとうみゆき氏によりつけられました。したがって、小学館版とくらべると、タイトルも訳も大きくかわっているものがあります。
とはいえ、久々に復活した時には感動したものでした。ところが、せっかく復活したこのシリーズもあっというまに絶版となってしまいました。
では、小学館版とフェリッシモ版を比較してみたいと思います。 例として紹介するのは私が一番好きなヤン・ルーフ作のこの一冊。小学館版では「ビクターおじさん はしをかける」(訳・渡辺和雄、文・那須田稔)というタイトルで出版されたもの。フェリッシモ版では「はしをかけたら」というタイトルになっています。
海に浮かぶ小さな島にカモメとともに住んでいたビクターおじさん。寂しいおじさんのもとへ島の一部に工場を作りたいという申し出があり、おじさんは快く承諾。やがて、島はどんどん発展し、巨大な街ができあがる。おじさんとカモメはふたたび誰もいない小さな島に引っ越す…というお話。
さすがに幼い頃から読んできたものと文章が変わってしまったことには違和感を覚えたものの、それでもいいから是非全巻復刊していただきたいなぁ。
 小学館版(左)とフェリッシモ版(右) その1
 小学館版(左)とフェリッシモ版(右) その2
 小学館版(左)とフェリッシモ版(右) その3
 我家のピクシーたち
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