この本が切っ掛けでした。
「最新駅弁全線全駅」
2007/1/9 up

 タイトルに"最新"の文字がありますが、この本は1988年に創刊されたものです

 ご存知のように、私は列車で旅をするのが好きです。そして、その土地々々で名物の駅弁を食べるのが大好きです。
 その切っ掛けを作ったのが、この本でした(とはいえ、しばらく後に古本屋で購入したのですが)。
 '88年に主婦と生活社から発行されたこの本には
71路線335駅1756種もの駅弁が紹介されています。その後、現在に至るまで多くの"駅弁本"が刊行されてきましたが、これだけの情報をもった本はいまだに出てきません。
 しかし残念なことに、近年は駅弁業者の撤退などにより、この本に掲載されている駅弁の多くが二度と食べられない幻の駅弁となっています。駅から完全に駅弁が無くなってしまったり、赤字運営で路線そのものが廃止されたものもあります。
 また、最近の車輌は窓が開かない構造になり、駅での停車時間も短くなったことでホームでの立売りが消えてしまいつつあることも要因の一つとなっています。

 私の住む宮城県を例を挙げると、この本発行当時、仙台・古川・小牛田・鳴子・気仙沼の5駅で駅弁が売られていました。その内訳は仙台では25種類、古川では26種類、小牛田でも古川と同様の駅弁が買うことができました。鳴子では1種類、気仙沼では2種類の駅弁がありました。ところが現在、宮城県で駅弁を買える駅は仙台駅のみという状況です。小牛田駅のヒレカツ弁当なんて絶品だったのに…。

 最近、また駅弁が静かなブームとなっているそうで、DVDや関連本などが多く出版されています。しかし、その情報量はこの「最新駅弁全線全駅」におよびません。主婦と生活社さんっ!是非最新刊を出してください!!
 そして、駅弁業者と各鉄道会社が手を組んで、消えた駅弁を復活させてください!!  
 

 

 
古川の「きくすい・こけし弁当」も今や幻…