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昭和50年代に流行したケイブンシャの"大百科シリーズ"は、小学館の"コロタン文庫"、秋田書店の"大全科シリーズ"などたくさんの亜流を生みました。桃園書房の"少年ものしり百科シリーズ"もそのひとつ。
なかでも昭和54年に発行された「世界の大怪獣ものしり大博士」は内容があまりにマニアックすぎて、当時小学生だった私にはガメラシリーズ以外はほとんど知らないものばかり。天下のゴジラシリーズにいたってはページの下のほうに小さく紹介されているだけというシロモノ。
ではどんな怪獣が紹介されているのか。タイトルに"世界の"とあるように、レイ・ハリーハウゼンのダイナメーションモンスターをはじめ、ハマー、AIP、バート・I・ゴードンなどの映画に登場した怪獣などばかり、映画以外にも「アイターリミッツ」や「宇宙家族ロビンソン」の一つ目巨人、国内の映画では大映の虹男やパイラ星人、そしてネズラ(!)、新東宝からはスーパージャイアンツ、空飛ぶ円盤のロボットなど、また東映で企画だけに終わったデビルマンタまで紹介されています。
用語辞典のコーナーにはインフラマンまで登場。巻末にはモノグラムのゴジラなど海外のオモチャが紹介されています。
ねっ。こんなの小学生低学年が見て喜ぶ?(笑)
で執筆陣を見てみると…聖咲奇、開田裕治、増尾隆之…
そう、この翌年に朝日ソノラマから刊行されることになるSF専門誌「宇宙船」でおなじみのメンバーです。
大人になった今、読み返すべき本の一冊でした。
 表紙が「シンドバッド七回目の冒険」のドラゴンと ジャンボーグAのキングジンジャーって…
 見開きで"巨大スズメバチ"!
 アメコミのコーナーでは"スワンプシング"まで!
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