やられた〜!
笹田昌宏「ダルマ駅へ行こう!」
2008/9/1 up

 ダルマ駅とは、廃車された貨車を再利用した駅舎のこと。
 80年代後半の貨物輸送合理化にともない、多くの貨車が廃車となりました。その一部は、工場などの物置に流用されたり、今回紹介するようなダルマ駅となりスクラップを免れたのでした。

 この本が刊行されたときの私の正直な気持ちは「やられた〜!」でした。現在、国内のダルマ駅の7割は北海道に存在します。その他にも東北各地にも点在しており、そのほとんどを見てきた私ですが、 この合理化によって登場した、そっけない駅舎にとくに興味はなかったんです。とはいえ、いくつかの駅は秘境駅として知られており、私自身、かなりのダルマ駅の写真をおさめておりました。
 まさか、こんなダルマ駅が本になり、ちょっとしたブームになるとは想像もしませんでした。もう少し早く気づいていれば一攫千金も夢じゃなかった!?(笑)

 さて、気を取り直して本の紹介です。こうして読んでみると、結構愛着ありますなぁ〜。
 ただボンと置かれたサビだらけの駅舎、地元の学生たちがペインティングしたかわいい駅舎、地元の方々が手入れした周囲の花壇などなど…

 つい数日前も奥羽本線に乗車した際、秋田県の
糠沢駅(←ダルマ駅です)をおもわずカメラに収めてしまいました。
 またその二駅先の
下川沿駅はダルマ駅舎が撤去されてしまっており、ダルマ駅自体も数は減ってきているようです。

 がんばれ!ダルマ駅っ!!