タカラのビクトリー計画

故・小松崎茂が描いた「アンドロイドA」

 小松崎茂。戦後、絵物語作家として活躍し、その後サンダーバードなどのプラモデルのボックスアートで人気を不動のもの にした巨匠です。残念ながら2001年に鬼籍に入られました。

 そんな彼が「テレビマガジン」(1975年5月号)にたった一度だけの描いたビクトリー漫画(絵物語)がこの作品です。

 「アンドロイドA」とは、1970年代にタカラより発売された「変身サイボーグ」の新シリーズとして企画された男の子向けフィギュアで、 これに「ミクロマン」を加えて、いわゆる”ビクトリー計画”と呼ばれています。
 この「アンドロイドA」シリーズは、人間体の「アンドロイドA」、サイボーグ体の「アンドロイドA超人」、ロボット体の 「アンドロイドAロボット」の3種類が発売されました。

 小松崎が描くこの作品は「アンドロイドAロボット」をフューチャーしたもので、ワルグロ星人の地球征服を某博士が開発した ロボットを使って某少年が阻止。地球を守るというものです。(登場人物の名前は一切でてこないので、某○○としました)

 たった10ページの短編ですが、小松崎独特の丁寧かつ細かい線にもかかわらず力強い作品です。


まるでアメコミのようです。