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最近はコンビニ用コミックが流行のようです。過去の作品が手軽に安く買える…便利だなぁ…
私のような長年の漫画コレクターにしてみれば、何万円という大金をはたいて買った超プレミア本が300円くらいでコンビニに並ばれた日にゃぁ泣くに泣けません。
とはいえ、このコンビニ本。実は週刊誌同様、一度印刷されたらそれっきり。増刷はされません。一度出荷したら最後です。したがって本屋さんに注文したり出版社のWebサイトで購入ということもできません。売切れゴメン本なのです。
さて、今回する岡崎優の手による「機動戦士ガンダム」も2003年春に出版されたコンビニ本。しかも秋田書店ということもあり、当時コンビニでもあまり見かけることがありませんでした。現在は古書店でもほとんどありません。
この作品は1979〜80年に秋田書店の「冒険王」に全10話が連載されました。ガンダム史上初の漫画です。ここに登場するアムロはTV版のようなウジウジした正確ではなく正義感に燃え、どちらかというと熱血漢に燃えた少し気の短い少年だったりします。TVシリーズの打ち切りもあり、物語はジャブローから宇宙に出たあたりで終了。しかし、劇場版3作目の「めぐりあい宇宙」公開と同時にふたたび漫画化され、なんとか完結しました。
はじめて単行本化されたのは1982年。秋田書店サンデーコミックスより全2巻で発売。1巻目が連載版(6,7話は未収録)。2巻目は「めぐりあい宇宙」が収録されました。
そして長らく絶版となっていたこの作品が1998年に大都社stコミックスから復刻。連載版と「めぐりあい宇宙」が1冊になって発売されましたが、連載版の6,7,10話が未収録。また原稿に修正が加えられるなどあまり納得の行くものではありませんでした。(もっとも10話ではビグ・ザムに乗らずにドズルが死んでしまうので、続く「めぐりあい宇宙」とつじつまが合わなくなってしまいますが…)
で、どこが修正されてしまったかというと…たとえば、連載当時のバージョンではガルマが死んでギレンのTV演説をホワイトベースで見るアムロですが、あまりの熱血ぶりにモニターをパンチで壊してしまいます。しかし、このシーンはギレンのアップでカットされてます。
さて、ついに2003年コンビニ本として再び日の目を見た岡崎版ガンダム。大都社版を元に復刻されていましたが、なんとこれまで一度も収録されなかった6,7話と大都社版でカットされた10話が復活しました!!
で、この10話はすごい!ジャブローを出発し宇宙に出たホワイトベース。そかし待ち受けていたのはキシリアのグワジンとドズルのムサイ艦隊。グワジンからはマ・クベが乗ったゾック(!)、ムサイからはズゴック(!!)の大群が!!(っていうか、コイツら水陸両用で宇宙じゃ活動できないんじゃ…。しかもキシリアったらゾックをモビルアーマーって言ってるし…) 結局、ガンダムがコイツらを蹴散らし、おまけにドズルが乗ったムサイを撃破して物語は終わります。
ちなみにこの前の9話はジャブローのお話なのですが、シャアはアッガイでジャブローに潜入してます。したがってファンファンで駆って出たウッディさん(マチルダさんの婚約者ね)もアッガイにやられちゃいます。
そうそう、今、当時の冒険王ひっぱりだして見てるのですが、各話ごとのサブタイトルも変わっちゃってます。
 修正前(左)と修正後(右)。
 「謎の鉱床の巻」が「アムロ脱走」に。
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