桑田次郎のデビュー作?
「假面の怪盗(仮面の怪盗)」
2007/1/9 up

 「月光仮面」、「エイトマン」、「ウルトラセブン」など多くの人気作品を残している漫画家・桑田次郎。現在はペンネームを本名の桑田二郎と改名して現役で活躍されています。

 氏のデビューは1948年に青雅社から発表された「
怪奇星団」とされています。
 しかし、ファンの間で昔から謎とされてきた作品があります。それが今回紹介する「假面の怪盗」です。榎本出版のゴールドマンガシリーズの1作品として登場したこの小さな単行本は発行年数どころか、作者名すら書かれていません。ただ、1ページ目の扉に「
J.K」の文字があること、当時の桑田作品の画に酷似していることから桑田次郎作品とされてきました。発行年数が不明なことから、もしかすると、この作品がデビュー作なのではないかとも言われています。

 ストーリー
 科学の力・人口雷雨が悪用された。ノートル総監は探偵のスモークとグラミンを呼び事件解決を頼む。その帰り道、スモークは謎の集団に誘拐されるが、弟のトップのおかげで脱出する。謎の集団は仮面の紳士と呼ばれるジャケンを首領とするアルハヘット団だった。ある日、スモークとトップは一味の船・チンボッツ号に侵入し、グラミンが一味の仲間だったことを知る。御用となったグラミンは改心し、ジャケンのアジトに兄弟たちを案内する。大捕り物の結果、グラミンは殉職してしまったが、ついにジャケンは底なし沼に落ち事件は解決した。

 さて、漫画の事件同様、この作品の謎が解ける日はくるのでしょうか…
   


当時20円也
 


丸く囲んだところに「J.K」の文字