正統な続きなのに…
岡崎優「UFOロボ グレンダイザー」
2008/3/9 up

 1972年よりはじまった「マジンガーZ」をはじめとする"マジンガーシリーズ"。その人気は、続編の「グレートマジンガー」、「UFOロボ グレンダイザー」と続き足掛け4年以上に渡り連載・放送されました。

 
永井豪が描く原作はというと「マジンガーZ」は当初「週間少年ジャンプ」に連載されていましたが、やがて「テレビマガジン」に移行し、よりアニメに近い内容となりました。続くグレートもグレンダイザーも「テレビマガジン」で連載が続きましたが、グレンダイザーの連載半ばの昭和51年5月号を最後に永井豪は降板してしまいました。
 永井は後に立風書房から出版された「永井豪ロボット全集 UFOロボ グレンダイザーA疾風篇」の巻末で、次第に物語をテレビアニメに合わせるのが辛くなってきたという内容の発言をしています。自分の思うとおりに描けなくなってしまったんですね。

 さて、永井が降板したグレンダイザー。翌月の昭和51年6月号より連載を引き継いだのは、当時ダイナミックプロに所属していた
岡崎優でした。彼は、それまでにも「キューティーハニー」など永井豪作品のコミカライズを執筆しており、後に冒険王に伝説の「機動戦士ガンダム」を描くことになります。
 そして、テレビマガジンKCとして単行本全2巻が発売されました。第1巻は永井版が収録。そして第2巻は…岡崎版ではなく、
石川賢桜田吾作が描いた読み切り作品が収録されたのでした。
 その後も立風書房や大都社などから単行本が刊行されるも、岡崎版だけは一度も単行本化されていません。当時のテレビマガジン以外、岡崎版グレンダイザーを読むことは不可能なのです。なんでだ〜っ!?
   




復刻望むっ!