「エイトマン」幻の最終回A
桑田二郎編
2008/4/9 up

 今回も「エイトマン」の最終回のバリエーションを紹介します。
 前回は「少年マガジン」に連載されながら、漫画家の桑田自身が逮捕というかたちで急遽連載の打ち切りが決定。ピンチヒッターの楠高治が描き上げた"マガジン版最終回"を紹介しました。

 今回紹介するのは、1990年にリム出版から完全復刻版が刊行された際に桑田がついに自らの手で描いた"リム版最終回"です。

 最終章「魔人コズマ篇」のラスト、エイトマンの必殺技フォノンメーザーによりドロドロになったコズマ。神経細胞をやられたコズマは食物となる人間のみを狙う"泥"となっていた。「よくも夫をこんなむごい目にあわせてくれたね!」とノラ夫人。しかし、コズマにはもはやノラを妻と思う感覚もなくなっていた。ノラを襲うコズマ。エイトマンはノラを救おうとするが、エイトマンが救い出せたのはノラの手首だけだった。エイトマンは両拳から電撃を放ち、コズマを焼きはらった。そしてエイトマンはすべての人々から去っていった。

 エイトマンの必殺技が
フォノンメーザーと名付けられていることや、ノラ夫人が死んでしまうなど、"マガジン版最終回"とはちょっと違った描かれ方がされています。
 これで、ついに桑田による本当の最終回が完成したのです。めでたしめでたし。

 …ところが、実はもう一つのバージョンがっ! 次回をお楽しみに!!
   


自分の奥さんに襲いかかかるコズマ その2