"どうする? 脳で踊るか! 新個体音楽"

P-MODELのカセットブック

「SCUBA」

 平沢進率いるテクノバンドP-MODELの幻の一品「SCUBA」です。
 "どうする? 脳で踊るか! 新個体音楽"というキャッチコピーでJICC出版局(現在の宝島社)から1984年に発売されたこのカセットブックはこの年の
オリコンカセットブックチャート1位という快挙を成したのでした。とはいっても、カセットブックの普及率はたかが知れておりますが…。
 
 さてこの年の10月に発売されたカセットブックですが、私の記憶では書店に予約したのは8月だったと思います。築館の白鳥屋というデパートの中にある本屋さんでした。(今はマックスバリュに変わっちゃってます。)
 なぜ、こんなコトを覚えているかというと、この8月に仙台のヤマハでP-MODELのライブがあったんですよ。でも普通の日で学校があるため断念した悔しい思い出がありまして、いまだに忘れられんのです。

 さて、この「SCUBA」にはザ・スターリンの遠藤ミチロウも参加してて曲の間に詩の朗読も収録されています。
 曲はP-MODEL名義ではありますが、どちらかというと平沢のソロ的な感じが強くなっています。

 実はこの「SCUBA」。
平沢さんが納得いかないのか(笑)3度もリメイクされています。  このカセットブックが絶版となった1989年、今は亡きインディーズレーベルのキャプテンからCD化されたのでありました。しかし、ミチロウの朗読はなく、すべてがリミックスし直されたバージョンが収録されていました。  そして、このCDも絶版となった1995年。最終版となる「SCUBA RECYCLE」がやはり今は亡きインディーズレーベルのDIW/SYUNから発売。これまでの音源のリサイクル&オーバーダビングされ再び登場したのでありました。
 というわけで、再発売されるたびに曲調が変わっているというファン泣かせの作品でありました。
 
 最近知った情報だと最初のカセットブックのパッケージも2種類あるそうで…(泣)
 
  しかし、当時の私は中学2年生。で、聴いてる曲はP-MODELはもちろんザ・スターリン、inu、G-Schmitt、ばちかぶり、オートモッド、ZELDA、リザード…
 仙台などの街に出るたびレコード屋でインディーズものを探してたのでありました。東京なんかに遊びに行っても真っ先にDISC UNIONとか行ってたし…
 今おもうとこんな"中二"イヤだなぁ…。前述したアーティスト、みなさんはいくつ知ってます?

 でもね、この年はカルチャークラブやデュランデュランといったイギリスのアーティストが大挙して日本に上陸したころ。もちろん洋楽も聴いてましたよ。(当時宮城県では「サタデーマガジンα」という番組が大ヒットでした)



これが最初のカセットブック


キャプテン版(左)とリサイクル版(右)