ガンプラの思い出@で書いたように、ブームの頃はなかなかガンプラが入手できませんでした。発売日前にやっとの思いで整理券をもらっても、必ずお目当てのものが買えるとはかぎりませんでした。やっと自分の番にきたら、すでにもっている「量産型ザク」しか残ってなかったり…。それでも、やっと並んでやって来た順番なので、仕方なくザクを買って帰ったものです。
そこで、小学生のオイラは知恵を絞りました。バンダイのプラモデルのインスト(解説書)には「部品注文カード」が付いていました。これは部品をなくしたり、壊したりしてしまった場合にそのパーツだけを購入できるというものでした。当時の子供達はプラモデルを作ってしまえば、箱もインストも捨ててしまうのが普通でした。そこで、友達からインストを譲ってもらい、頭部のパーツを注文したり、腕のパーツを注文したりと、何回かに分けて注文し、1体のモビルスーツを完成させるというものでした。もちろん普通にプラモを買うより高くつきます。しかし、抱き合わせで高い金を搾り取られるうえ、いらないプラモを与えられるよりはマシでした。
やがて、森永製菓から「ガンダムチョコレート」という板チョコが発売されました。これにはカードが1枚封入されていました。カードは「当たり」、「補助券」、「はずれ」にいずれかが印刷されており、「当たり」1枚、または「補助券」を3枚送ると300円のガンプラが当たるというものでした。しかし、どれだけ食べても「はずれ」しか出ません。もしかしたら「はずれ」=「補助券」なのではと思うようになりました(笑)。早速、試しに「はずれ」を3枚集めて森永製菓に送りました。すると、「補助券」とはこういうものですと書かれた手紙とともに本物の「補助券」が1枚送られてきたではありませんかっ!! これに味をしめた私は、妹と友人の協力を得て、その後2回にわたり、「はずれ」を送ったのでありました(爆) これで「補助券」が3枚揃いました。
いよいよ「補助券」を送る時がやってきました。私は希望する商品名を便箋にしたためました。第1希望は「旧型ザク」だったはずです。そのほかにも「アッガイ」や「アッザム」などの当時としては最新のガンプラを羅列した記憶があります。
そして、ついにガンプラが送られてきましたっ!! ワクワクしながら開封してみると…「シャア専用ザク」…持ってるし…あんなに苦労したのに、バチが当たったのでしょうか。同封された手紙には、たくさん希望を書いてくれたのはいいが、希望商品を書いて送ってくれとは、チョコのどこにも書いておらず、何が当たるかはわからないといった内容の文章が直筆で書かれていました。結局300円の「シャア専用ザク」を入手するために2000円分くらいのチョコを食べたことになります。それ以来、「ガンダムチョコレート」は食べませんでした。
「量産型ザク」はアニメにもたくさん出てくるので何個も作りました。しかし「シャア専用ザク」は1体しか存在しません。すでに持っていた私は結局、その後も作ることはありませんでした。
で、その「シャア専用ザク」がこれだっ!!