
こんな轍みっけ
JR仙山線八ツ森駅(臨)
2004年11月26日
八ツ森は仙台市青葉区新川にある臨時駅です。
ここが仙台の中心部である青葉区と同じ区内にあるとはとても思えません。
まず、ここまで来るには途中で車を降り、獣道のような山道を歩かなければなりません。しかも途中には「熊出没注意」の標識まで立っています。ちなみに途中までの車道も冬季には閉鎖になってしまいます。
山を下って上って、やっとたどりつくと…とにかく辺りを見回しても建物はまったくありません。駅にも待合室はなく、ホームが山の中にひっそりとたたずんでいるだけです。耳を澄ましても風にそよぐ木の葉の音だけです。真昼間でも怖いです。
西仙台ハイランド駅と同様に昭和62年3月に開設された駅ですが、昭和12年にはすでに仮乗降場として利用されてきました。
この駅は次の奥新川駅までのハイキングコースの入口ともいうべき駅で、かつては紅葉の時期などに季節列車の「ホリデーもみじ号」のみが年に数日のみですが停車していました。ところが2001年を最後に「もみじ」も止まらなくなってしまいました。

山道を登り終えると鉄橋が見えてくる。脇に八ツ森駅のホームが見える。
上の写真の手前左手に木が伐採された後があります。以前はここにも十数メートルの木々が茂っており、現在よりももっと怖いトコでした(笑)

あたりの景色は自然だらけ。

カーブを描くホーム。33.3‰の勾配にこの駅はある。
この駅に列車が止まらなくなって、まもなく4年になろうとしています。しかし、廃駅にもならずいまだに時刻表にもその名を刻んでいます。
またいつか、この駅に列車が止まる日が来るのでしょうか…。
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