
こんな廃線みっけ
「未成線・蔵王高速電鉄と山形交通高畠線の車両」
2006/7/16
※ このページは「こんな轍みっけ」の「583系仙山号とレトロ仙山号に乗ってみよう!」より続いています。
未成線。鉄道の敷設が計画されながら、実現しなかった鉄道をいいます。我が国内にも、計画だけで終わったもの、工事が着工されながらも途中で頓挫したもの、レールが敷かれながらも結局一度も列車が走らなかったものなど多くの未成線があります。
今回は山形市内に残る「夢の跡」を訪ねてみました。
蔵王高速電鉄は昭和22年に計画、翌23年には地方鉄道免許状が交付され、一部工事が着工。列車の発注も行なわれました。昭和24年には「蔵王高速電鉄」として設立登記されましたが、朝鮮戦争勃発に伴う資材価格高騰で資金難に陥り、結局、昭和35年に解散してしまいました。
結局、発注された列車はこの蔵王山麓を走ることなく、岡山県の玉野市営電鉄(備南電鉄)へ。その後は四国へ渡り高松琴平電鉄で活躍していましたが平成11年をもって廃車となりました。
また山形交通高畠線は奥羽本線糠ノ目駅(現在の高畠駅)から二井宿までを結んだ路線でしたが昭和49年11月に廃止されています。
